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老松町の由来


西区老松町(おいまつちょう) [明治22年4月1日設置]
http://www.city.yokohama.jp/me/stat/jinko/machi/nishi/oimatsucho.html

町名の由来
 明治22年の市町村制施行の際、横浜市に編入された町です。昭和19年4月1日の西区新設に伴い、中区から編入されました。古くは久良岐郡(くらきぐん)戸部村に属し、明治9年2月に町並みが整ったことから町名を付けました。『横浜市町名沿革誌』によると、この地には老松が多く景勝の地であったことから佳名を採って町名にしたといいます。中央をを京急本線の野毛山トンネルが通り、北東側を横浜駅根岸道路が通っています。町内に野毛山公園、野毛山動物園、横浜市長公舎(歴史的建造物)、横浜市中央図書館があります。野毛山は、老松の繁る景勝の地として明治中期頃から生糸貿易商などの邸宅がおかれた。関東大震災後に、原善三郎(亀屋)・茂木惣兵衛(野沢屋)の邸宅跡を市が購入し、大正15年に野毛山公園として整備しました。その後、昭和26年に野毛山動物公園が開園しました。横浜の開港をいち早く江戸幕府へ訴えた開明派として知られる佐久間象山(しょうざん)の顕彰碑(けんしょうひ)が、開港百周年を記念して、ここ野毛山公園内に建立されています。

「横浜の町名」(横浜市市民局)より

全国の老松町

「老松町」という町名は全国で以下の10町ほどあるようです。また、東京の台東区の「浅草老松町(現 浅草鳥越付近)」や文京区の「高田老松町(現 目白台付近)」など比較的古くから全国でよく見られる地名のようです。


神奈川県横浜市西区老松町 
神奈川県平塚市老松町 
岐阜県岐阜市老松町 
愛知県豊橋市老松町 
愛知県津島市老松町 
京都府京都市上京区老松町 
大阪府堺市老松町 
兵庫県西宮市老松町 
岡山県倉敷市老松町
福岡県北九州市門司区老松町 



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